聖書はすべて神の息吹かれたもの

聖書はすべて神の息吹かれたものです(IIテモテ3:16)。毎巻が神の啓示で、一つ一つの字、一つ一つの句、みな聖霊の感動によるもので、その正確さは絶対的です(IIペテロ1:20-21)。聖書の効用は、

  1. 主イエスについて証しし(ヨハネ5:39)、
  2. 人を賢くし、救いへと至らせ(IIテモテ3:15)、そして人を再生させる種となり(Iペテロ1:2-3)、
  3. 信者たちの霊の乳(Iペテロ2:2,Iコリント3:1-2)、命の食物(マタイ4:4,エレミヤ15:16,ヨブ23:12)で、
  4. 神の人を完全な者とする(ローマ15:4, Iコリント10:6, IIテモテ3:16-17, ヘブル5:13-14)ことです。

聖書は、わたしたちクリスチャンの生活の中で非常に重要な地位を占めています。地方の立場に立つ教会の中のすべての人たちは規則正しい方法で、御言葉を読むように、一年に一度は通読するようにとさえ奨励されています。私たちは御言を読みます。御言を研究します。そして、御言を祈り読みによって霊的書物として食べます。聖霊から出たすべての教え、霊感、また導きは、御言の中の神の啓示によって吟味されなければなりません。聖書は非常に多くの事柄に関して神の御思いをわたしたちに啓示していますが、わたしたちにとって聖書は第一義的には教理の書ではないのです。むしろ、それはおもに命の書です。私たちは単に知識を求めて御言に来るのではありません。聖書の祈り読みを通して主イエスにふれるために来るのです。そして彼ご自身こそ生ける御言です。